ヘクセンケセル。このゲームの舞台。
"超次元断裂外壁障子紙大凡廃墟世界空間"、
"いいかげんな世界"、"どこからでも来れる廃墟"、様々な異名を持つ世界。
どこまでも広がる砂漠、その中央に存在する巨大なカジノ。
ヘクセンケセルにはその2つしかありません。
曰く"他の世界との境界が薄い世界"。
ちょっとした拍子で外の世界からいろいろなものが転がり込んできます。
"トバトバ"は、ヘクセンケセルに存在する巨大なカジノ。
・壁のあちこちに無数の扉が付いた巨大なカジノホール
・その扉につながる廊下
・その廊下からつながる、様々な部屋
の3つから構成されます。
廊下からつながる部屋のほとんどはビジネスホテルのような部屋で、
誰でも自分の部屋として利用することが可能です。
例外として、BPで様々なものを購入できる「ショップ」、
様々な手続きを行うスタッフしか出入りできない「スタッフルーム」などの
特殊な部屋もいくつかあるようです。
カジノホールは、体育館ぐらいの広さと高さがあります。
Coinは、ヘクセンケセルで流通している通貨です。
・トバトバ内の様々な場所に設置されているATM型端末から現金として引き落とせます。
現金としてのCoinには、ポーカーチップのようなものと、紙幣のようなものの2種類があります。
・スタッフに伝えればCoin残高を確認したりベットしたりできる個人端末を受け取ることもできます。
(端末の形は人によって違いますが、スマートフォン型が多いでしょう。)
・トバトバのカジノホールに設置されたモニターには
全員分の所持coinと過去最大所持coinが表示されています。
・ギャンブルに勝利することで「BP(Bet Point)」と呼ばれる電子ポイントを得ることもできます。
所持BPは、ATM型端末や個人端末から確認可能です。
"大研究家"シュギーによって発見された結界の一つ。
ヘクセンケセルの全域はシュギー空間の内部です。
この空間内では"違いを軽減する力"が常に働き続け、
個人差はありますが以下のような効果が現れることがあります。
・使用する言語が違った場合でも、問題なく会話できる。
・シュギー空間で負った傷や怪我が早く治る事がある。
・人と人が持つ力の差が、小さくなる。それによって、"魔法"、"異能"などの名前で呼ばれるような
世界固有の特別な能力に制限がかかったり、弱くなったり、使えなかったりする。
・特に"世界間移動"を始めとした、違うもの同士を繋げようとする力には強い制限がかかる。
・反対に、弱い力は通常より強く働くことがある。
上記以外でも時々、シュギー空間では思いもつかない事が起こる事があります。
シュギー空間では多くの不思議が「シュギー空間の影響」の一言で片付けられがちです。
"ぐぅっ、シュギー空間下で無ければ即死だったぜ……!"
"うわーーーっ!!シュギー空間の力で突然服が弾け飛んだーーーーっ!!"
"いいや?冷蔵庫の君のプリンが消えたのはシュギー空間の影響に違いないよ。"